春の松本ランニングフェスティバルin信州スカイパーク2022(略して春ラン)

1月の木曽三川マラソンでサブほー達成し、気分上々。

次なる大会はこれ。信州スカイパークの10kmコース(信州スカイロード10という)を2周回するハーフマラソン。2012年の第1回から2018年の第7回まで運営に関わってきたイベント。今は1人の参加者です。

さて、今回の目標は1時間50分(5:10/km)、内心は1時間45分(5:00/km)。「マラソン走った貯金あるだろう」と思っていざ走り出す。周りに合わせて予定通りキロ5で4km走ったところで、終わりました。このペースは無理。あえなくペースダウンして心肺の回復を待つ。ペースもダウン、メンタルもダウン。木曽三川の気合はどこへ行ったのか? 練習はうそつかないね。準備した以上は出ないことを思い知らされました。

「あーつまんねい。あとどうしようかな」と、やさぐれ還暦じっさ(先日還暦を迎えてしまいました)は、それでもとぼとぼと走り続けるのです。すると不思議なもので徐々にペースが回復してきました。それとともにマインドも復活。というか、まさに「あたまとからだ」。頭で考えた目標がどうであれ、からだはからだのペースでしっかり走り続けられるのでした。からだすごいな。そう思うと前夜からの雪を除雪して準備してくれた運営の皆さま、コース誘導の皆さま、旗を振って応援してくれる皆さま、ものすごく有難く思えてきました。そして動き続けてくれる自分の体がとても有難く、愛おしく思えてきました。

 ブログ書いたり、SNSアップしたりするようになると、無意識に「書くネタをさがす」ようになります。別に悪いことではないけど、「いま、ここ、からだ」から離れて「頭で描くストーリーづくり」に重心がかかることがよくわかりました。でも「いま、ここ、からだ」を直に感じることが大事なんだなあ。

 フルマラソンサブほーで走ると、まわりの人が「次はウルトラだね」とやけに勧めるけど、正直ウルトラは走りたいと思わなかったのです。でも、春ラン走り終えて、「とっととウルトラ走ろう!」と考えが変わりました。  悪代官と呼ばれていますが、悪代官というほど肝が太くはなく、正味は「チキン」であります。バーンと新しいことに挑戦するよりも、おっかなびっくりすり足で進む質なんだけど、還暦過ぎてぐずぐずしている時間はないので「苦しむを楽しむ」つもりで、ウルトラ走るぜい!1年後だけどね