「川虫取りも意外と楽しいですね」
当社YTKの相方さんYFOが私につぶやくのです。
「えっ?そうなの」
一緒に川虫取っていた私は、意表を突かれて危うく川に流されるところでした。
だって、魚を釣るのが面白いので、餌の川虫取りがおもしろいなんて考えたことなかったもんね。
今日は渓流釣り合宿。
未来図は一生懸命学ぶ会社なので、時々合宿するのです。
はい、学びです。
渓流釣りにも、ルアー、フライ、テンカラなどいろんな釣り方があるけど、今回は餌釣り。
釣具屋さんでミミズとブドウ虫を買っておくものの、やはりその川でとれる川虫が一番釣果が期待できます。
その割に川虫取り用の目の細かい網を持ってきていないので、せっせと石をひっくり返して1匹づつつかまえるのです。
そこで冒頭のつぶやき。
う~ん、そうだったのか!
YFOは5年前に一大決心をして相方YTKと一緒に関西から松本へ移住しました。
それはまさに「楽しむ を大切にする」ための決断だったと思います。
「楽しむ を大切にする」は未来図3.0のタグラインです。
「企業のロゴマークに隣接して書かれている言葉のことを、『タグライン』といいます。
その企業のコンセプトや理念、メッセージをキャッチフレーズやスローガンとしてコンパクトに表現するのが一般的です。
つまり消費者などに対し、自社の思いを“一言”で表したものがタグラインなのです。」
Brand Strategy journalより。
この言葉は私が自分で考えたんだけど、「どういう意味だろな?」と自問自答しているのです。
全然未消化の状態です。
そういう状態の私ADK60に、さりげなく、しかしガツンとくるつぶやき
「川虫取りも意外と楽しいですね」
魚釣り来たんだから釣れなきゃつまらない!って思うですよ。
目的に対して成果を上げるから楽しいですよ。
ところがね、「今、この川虫取りが楽しい」というのはもう、悟りの境地!
禅語でいうところの「前後裁断」です。
「ああ、楽しむ を大切にする、というのは今この瞬間を大切にする、ってことなのかもなあ」と悟りには遠い腹黒な私の、腹にまで響くようなこのつぶやき。
感服しました。
あ、一応書いておきますが、「またしても、結果にコミットしないADK釣りガイド」の言い訳をする気持ちは、ほとんどないですから。
はい。
By ADK60