学びて時にこれを習ふ、またよろこばしからずや。(読み下し)
古典中の古典、永遠のロングセラー「論語」の第一章はこの文から始まる。
『論語』は、孔子とその高弟の言行を、孔子の死後に弟子が記録した書物である。(Wikipediaより)
師匠に教わって、自分でやってみる。おもしろいぜい。(意訳)
※師匠のあとに続いて雪山を駆け下りるぜいっ
学ぶ喜びをストレートに表している。そう、学びは楽しいのだ。(解説)
この文に続いて、
友あり遠方より来る、また楽しからずや。(読み下し)
一緒に学んだ友達が遠くから訪ねてくる、楽しいねえ。(意訳)
※友の故郷に訪ねて行ったよ~
学校時代の友達と久しぶりに会うのは、特別楽しいね。(解説)
さらに続いて、
人知らずしてうらみず、また君子ならずや。(読み下し)
人に知られなくたって恨んだりはしない。だって君子だもんね。(意訳)
※人知れずがんばってさぶほーしたもんねー
ん?人に知られなくたって恨まない・・・。う~ん、孔子先生、それが君子、ですか。
学ぶ喜び、友と旧交を温める楽しみ、ここまではわかる!よ~くわかる。
しか~し、締めがこの文ですかい。世界の三大聖人と称される孔子様のお言葉にしては、スケールが小さくないですか。(解説)
論語は有難いお言葉が書いてある有難い書物、ではあるんだけど、読んでみるとちょいちょいとおかしな文があるのだ。突っ込みどころ満載。
そもそも孔子は成功者ではない。
正しい政治・理想の政治を行おうとしてかなり画策(相当に腹黒いことをやったらしい)するのだが、結局は国を追われて放浪している。
でもね、そこが面白いんだなあ。
自分、孔子ファンです。
By ADK60
文中のなんちゃって読み下し、意訳、解説はADK でした。