あと半月で63歳になります。まさか自分がそんな年になるなんて思わなかったし、信じられませんが、どうも現実のようです。では、なから63歳のマイライフ一は一体どんなものか?
幸い今のところ体が動くので、仕事もしていますし、自転車乗ったり、ランニングしたり、ギター弾いたりしています。松本で3番目ぐらいに幸せなんじゃないかと思います。根拠は何もありませんが。
未来図のホームページには「楽しむ を大切にする」と書いています。
仕事としているスポーツイベントは「楽しむ」ことがテーマです。なので「『楽しむ』って何だろう」は私の人生のテーマのようなものです。
実際、仕事を含めて色んなことを楽しんでいますが、中でも「自転車」「ランニング」「音楽」は私の中核を成しています。自転車とランニングは50歳前後で始めました。音楽は若かりし頃少しやっていましたが、実質は60歳になって始めたようなものです。



どれもいい歳こいて始めたことですが、だいぶはまっています。常にではないですが続いています。
そうなると「何が楽しいんだろう」「なんで続いているんだろう」「3つに共通項ありそうだなあ」と考えます。
人それぞれに趣味があります。最近思うのは、趣味ってやらない人から見ると「何が面白いのかさっぱりわからない」ということです。「そんなこと一体何が面白いの?」とやや否定的に聞くと、たいがいはその趣味の面白さをありったけの熱意で語ってくれます。そしてやっぱりその面白さはわからないままに終わります。まあ、何だって「やってみなけりゃわからない」ですよね。
私も上記3つにすぐにハマったわけではありません。今は無き畏友西村君が自転車を乗るように勧めてくれたのが確か2007年ごろ。何と、お下がりですがロードバイクとマウンテンバイク(MTB)とウエアを丸ごとプレゼントしてくれて「どうしても乗れ」と厳命されたのが始まりです。それでも私は半年乗らずに家の倉庫に置きっぱなしにしていました。さすがにこれだけしてもらって乗らないのもどうかと思いなおして、まずMTBに乗ってみました。赤いSPECIALIZEDのSTUMP JUMPERです。確かリア8段変速×フロント3段変速。一番軽くすると相当な坂でも乗ったまま登れます。家から近くて西村君の好きなコース稲倉峠を越えて、四賀まで往復してみました。のんびり走ればなんとか行けるものですね。気持ちよく汗をかいて走り終えたら、まんざら悪い気分ではありません。「あれ~、もしかして楽しいかも?」
おやおや「楽しむ をやってみる」の入口に来てしまったようです。
By ADK62.9