木曽三川マラソンに参加してきました。
「還暦までにサブほー(4時間切り)」の目標を見事達成!
我ながら天晴れ!でありました。

それにしても、4時間走り続けるのは長いです。

脚は淡々と回転運動を続け、腕は前後に振り、心肺と循環系は休むことなく空気を取り入れ血液を流し続けるのです。全身運動です。

しかし、あたまはなーんにもしていない。1周10.55kmを4周回するコースなので景色に目を奪われることもなく、河川敷で車は全く来ないので常に安全に気を配ることもなく。強いて言えばペース配分とか、このランナーにしばらくついて行こうとか、まあ、そんな程度。

これが面白かった!あたまって、まるで、現場を知らないのに口を出したがるひまな上司みたい!

「最後まで持つように無理のないペースで行くんだ!」「肩に力が入っているぞ、もっとリラックス!」「おいおい、これじゃ目標達成できないぞ、苦しくてももっとペース上げるんだ!必達だぞ!」

で、実際に動いているからだのほうは「うっせいよ。やってるのは俺なんだから、黙って見とけ!」とカウンターパンチ。

あたまはいろいろ考えて口出しするんだけど、からだに聞いてみると意外といける感じ。「動けるからだに産んでもらったんだなあ」と思ったら思わず涙が出てきました。そう、これだけ動けるからだなんだから、もっとからだが喜ぶように動かなきゃ、ばちがあたるね。

ということで今年も精一杯からだ満足を目指して頑張ります!

「少しはあたまも使って仕事しないと飢え死にするぞ➡からだ」
「うっせいよ!それがお前の仕事だろ!➡あたま」