すっかり葉が生い茂り、鳥を探すのが難しい季節になってきました。
この季節は鳴き声をたよりに探すのですが、冬の地鳴きと違い、さえずりはバリエーションがあり特徴的なので、何がいるかはわかりやすいです。
代表格は、誰でも知っている、といっても過言ではないウグイス。
ただ、ウグイスはやぶの中にいることが多く、実際に姿を見ることはほとんどありません。
勘違いしている人も多いのですが、多くの人がイメージするウグイス色の鳥はメジロで、ウグイスはもっと地味~な色をしています。
この時期、アルプス公園で美し歌声を聞かせてくれるのがキビタキ。
鳴き声も特徴的で、わりと見つけやすい枝にいる夏鳥です。
ブンブンと羽を震わせてホバリングのように飛んでいることもあります。
キビタキは縄張り意識が強く、好戦的で、威嚇するときにそのような飛び方をするそうです。
実際に見かけましたが、小さな鳥なのになかなかの迫力でした。
こちらは喉のあたりがうっすら黄色いので、たぶんキビタキの♀
どことなく女の子らしい顔をしているような気がしますね(*^-^*)
サンショウクイはピリリリと鈴の音のような鳴き声。
樹上にいることが多いので、声が聞こえたら上を見上げると見つけることができます。
あと、この季節のお楽しみは幼鳥に出会えること。
エナガはちょこちょこよく動くのでなかなか写真が撮れないのですが、幼鳥はまだ動きがそれほど早くなく、撮ることができました。
近くにはエサを加えたお母さんの姿も。
アルプス公園では、探蝶も!
羽を開いたり閉じたりしながらその場でくるくる回っていたジャコウアゲハ。
蝶にも詳しくなればこの季節のお楽しみが増えるかなぁ。